【時間100分の1】「イシューからはじめよ」をレビューしたかった
「イシューからはじめよ」を読みました。
やるべきことが100分の1になるということで、本当になるのかっていう話ですが。
本は面白かったです。
じゃあなぜレビューができなかったのか。
それは、自分なりの「イシューからはじめよ」とはなにか?に答えを出せなかったからです。
そして読んだ後に、身についている・実践できている感じがないからです。血肉となっていない感。
言っていることにはウンウンと頷けるし、自分にとっても必要なスキルだと思います。
いろいろ考えたので聞いてください。
読む前に当たって
本を読む目的を事前に書き出して目次のところに付箋を貼るシステムを最近導入したのですが、目的は以下です。
- 生産性を上げたい
- やるべきことを減らしたい
の2点でした。
そしてこの本を読むことで、それは解決します(ヒントが得られます)。それは確かです。
まず「生産性を上げる」です。
生産性は、成果÷投入時間で表せれますが、この本では成果を上げることに着目しています。
いわゆる、「ヴァリューのある仕事」をしようといっていますが。
それは、イシュー度と解の質を上げることで達成できます。
イシュー度とは「自分の置かれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ」で、
解の質とは「どれだけそれに答えを出せているか」です。
以下の流れでアウトプットをすると、ヴァリューが出せると説明されます。
- イシューを見極め
- 仮説を立て
- イシューをサブイシューに分解し
- ストーリーラインを組み立て
- 絵コンテ(最終的な結果)を元に分析の設計をして
- アウトプットドリブンで分析をして
- メッセージとして伝える
サブイシューの分解は、問題の細分化に似ています。大タスクと小タスクみたいな感じでしょうか。
また、これら考え方としては、仮説思考というか、逆算に近いですね。
欲しいものがあって、そのために情報を集める。しかし一方で、ご都合主義に細心の注意を払う。
それで犬の道から脱却しよう、ですね。
次に「やるべきことを減らす」です。
これも本では説明されており、「イシュードリブン〜解く前に見極める〜」という項目で説明されます。
なんのために、その問題を解くのか。
本書では研究を例に、解くべき題材はそれこそ膨大で、決めあぐねているだけでも時間だけが浪費していく、そう言われてます。
それは人生でも同じで、有限で取り組める問題は少ない。
良いイシューには3つ条件があり、それを満たしているかどうかで見極めます。
①本質的な選択肢である
②深い仮説がある
③答えが出せる
という条件があります。本書ではそれらが詳しく説明がされます。
以上の項目が得られるので、僕の目的は少なくとも満たせた、ということになります。
他にもTIPS
他にも、自分にとって必要な考え方・言葉たちがありました。いくつかご紹介します。
根性に逃げない
犬の道は、とにかく量でカバーするという思想です。
元根性論信者の僕にとっては、すぐに飛びついてしまうワードですね。それでも「やっぱり量をやるしかない・・・」というように妥協?してしまうのですが。
相談する相手を持つ
これは最近のボトルネックの一つです。
その分野に詳しい聞けばさっさと解決することなんかいっぱいあります。他にもアプリ開発をしていたり、ブログを書いたりしていますが、メンターがいれば絶対楽だろうな、と思うことが死ぬほどあります。実際死んでいます。
特に僕は一人でタスクや問題を抱えがちなので、一人でウンウン悩んで時間を浪費することが多いですね。
一人で考えること自体も好きだけど、一方で人に相談するのも怖いし、みたいによくない方向に拍車がかかってるんですよね。自分の強みであり弱みです。なんとか克服したい。だから一人で考えるの疲れたからブログ開設しちゃったりするんだけど。じゃあリアルで相談しろよ。
悩まない
悩むのは無駄です。
イシュー思考では、物事に答えを出すことを前提にします。
なので答えが出ないことについては、考えるのは基本的に無駄です。(哲学とか思想とか、人生や人間関係などは除く)
意思決定や判断を前提にしない思考・目的がない行動はほぼ無駄です。イシューの見極めが出来ていないので生産性のないアクションでしょう。
ワンチャート・ワンメッセージ
これは図に限らず、全てにおいてそうですね。
僕にとっては、文章ですね。ワンセンテンス・ワンメッセージ。
このブログでは特に顕著ですが、だらだら文章を書いてしまいます。変に含みを持たせたかったり、文体とかリズムが好きだったりであえてそうしている部分があります。
しかしビジネスの場であればそれは許されません。許されないというか、著しく周りに負担を強います。
ビジネス文書・コミュニケーションって、難しいですよね。結論から話すとか。
僕にとっての取り組むべきイシュー
なので、自分に当てはめてこれらを実践したいと思うのが、サガです。
だって生産性をあげたいんですもの。
さて、僕にとって取り組むべき問題とはなんでしょうか。
まずはイシューを見極めます。
僕にとってのイシューは、やはり「健康」です。疲れない体・パフォーマンスの向上、とかとか。
しかし、それをうまくイシュー化することがうまくできません。
言語化することができない、と言った方がいいでしょうか。例えば、
- 健康の価値は努力ができることだ。
- 健康に投資すれば、楽しい人生が送れる
- 成功するためには健康が必要だ。
とかいろいろ言いたいことがあります。有り体に言えば、「イシューって何だろう?」問題です。
またイシュー度の高い問題をどう絞り込むのかも、難しい点です。この場合、人生におけるイシューなので全然違った取り組み方にはなると思うのですが。それは自分の価値基準に照らし合わせるべきなのか・・・。
次にイシューであれば、そこに仮説があるので以下のように考えます。
「健康には、睡眠・食事・運動が関わる。なのでそれらの質を高めれば良い。」
と言えるでしょうか。
それらはサブイシューとしても分解できることなので、そのまま下の層に持っていけそうです。
じゃあサブイシューの仮説としては例えば、
筋トレをすれば健康になれる
乳酸菌をとれば健康になれる
整体にいけば健康になれる
自分に合った環境にいけば健康になれる
ということを仮説として持って、それらを実証していけばいいのか。
でも、それを示す実験はいっぱいあるんだから別に必要ないのでは?とも思います。
しかし、自分に変化を起こすことができれば、それはそれで解の質を高めるというか、ヴァリューを出したことにはなりそうです。欲しいデータというより、結果(この場合僕が健康になること)を持っていけばいい。
ここが絵コンテの部分ですが、どうすれば、自分が求めるデータ(健康になった自分)が得られるかがわかってません。試行錯誤の段階ですね。ここで誰か権威に聞けばいいのでしょうか。あるいは同じ問題をやっている他の誰かとか・・・。
最後にメッセージで、ブログとかにアウトプットすれば良い。
その時にメッセージドリブンで伝えたいことをシンプルに書いていく。
というのが、「イシューから始める」流れになります。
果たしてヴァリューを出せるのだろうか。
言語化をたくさんする重要性も本書で説かれていますが、その言語化のステップで止まっている気がします。
あとやることが多すぎて、何が問題かもあんまりわかってない状況。論理もてんでダメですし。ロジカルシンキングともまた違うんですよねぇ・・・。
とにかく、うまく出来ていないことだけはわかります。
「何がしたいの?」ってガン詰めされる気がする。すいませんでした。
添削して欲しいっすね。
まとめ
知的生産の本質を、なんとなぁ〜く掴むことは出来ている、と言ってもいいんじゃないか?というLVですね。
巻末にある人々と同じで、腑に落ちてない・理解できていない感があります。
本書では
「あとは、あなたが自分で経験する以外の方法はないはずだ」
と言われています。
つまり実践する他ないんですね。なのでやってみましたが、多分問題が大きすぎました。
なのでもっとわかりやすい小さいイシューからコツコツと初めていって、やり方を身につけていく必要はありますね。自分にとってはとても必要なスキルに思えるので。それこそ、毎日の小さな成功から始めるべきなのです。
自分の人生の問題に「イシューから始めるスタイルを適応出来ない」というイシューに遭遇しています。
イシューから始めるスタイルを、自分のイシューに適用するのが難しい点は、やりながら検証していくスタイルだからでしょうか。最初から「イシューからはじめる」用にデザインしているわけではないので、順序としても少し違ってる気もします。ongoingで、「イシューからはじめる」スタイル自体を、仮説検証と言う名の試行錯誤、実行していく必要があるので、またなんかやりにくい。じゃあどうすれば適用できるのか。
でも健康に関してやってることはサブイシューだし、何よりそれこそデータ集めになるからいいのか。でもあれもこれもと犬の道になってしまうのも避けたい。
なので、やりながら修正していきましょうかね。そういうサブイシューからコツコツと。
それでブログで発信したりしていくのが、当面の行動指針ですかね。
はい、意思決定&判断しました。
圧倒的感謝・超ナマステ。
答えを出した、一つのイシューを終わらせた。
犬の道になりそうですが。
あとは、一人でやってても疲れるだけですかね〜、タイトルよろしく。なんか出て行こうかなぁ〜色々。
まぁまだしんどいからいいかなぁ。
もうちょっとだけ、いろいろソロでやらしてよ。
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