【うつくろ】シェアハウス時代 後編

投稿者: yasushi_cohi 投稿日:

Pocket
LINEで送る

年末頃に今後についてを彼女と話し合った。
もし働かなければ実家に帰ることになるので、彼女と離れ離れは嫌だなぁと思って就職活動した。

なんで生きようと思ったんだろう。離れ離れになりたくなかったから?
年末電話してて、頑張るか、ってなった。why??大学を卒業してプーになる

本格的に就職活動をした。
2月くらいは既卒で就職活動をしていた。ただ、説明会とか行っていて、既卒としてなんか馴染めず、新卒一括採用に一回路線を変えた。
なんか色々あったが、6月くらいに内定をもらう。嬉しかった。

療養する前に行った就職活動は1次や2次は通るのですが、そのあとの最終面接とかに全然行けたことなかったんです。だけど何個か最終までいくことができて、初めて内定も取れた。
なんでITかというのは別で詳しく書くが、簡単に書くと
・自分はコミュニケーションは出来なくはないが、営業はあんまり向いていないだろうというのと
・個人的な作業がいいだろうというのと
・学習に関しても、そんなに苦手ではないはず
・昔からコンピュータは結構触っていて苦手意識がないこと(ゲーム)
・創作系に興味があること

就職活動、過去一番うまくいってて、選考進んだところが多く最終まで行けるところがいくつかあった。結果、一社だけ新卒採用で入れることになった。
SIerに滑り込めた。なんでか知らんけど新卒枠で。

戦略的に考えて行動するっていう能力が少しずつ身についてきたことを実感しました。ちゃんと考えるってことは大学入った時に課題に感じていたことですよね。問題解決能力そのもの。

夏にマインドフルネスを始める。
入門書を読んで、サーチインサイドユアセルフを読んで。ズブズブはまっていった。

生きようと思ったのは、社会人になるちょうど働く前くらい。

ストレングスファインダーをやった。
これめちゃくちゃ良い。これで自分の強みとかがs客観的にわかって、めちゃくちゃ就活で説明しやすくなったし、エピソードに対しても自分の納得感もそうだし、説得力も増したた。自己分析ってめちゃくちゃ大事なんだなと今でも思う。また語りたい。

整体に行く。腰が痛かった。
この時、気づいたのだけれど、椅子がまず品質悪すぎたのと
ずっと動画を見ているのでその時の姿勢がまずいことが問題でした。
後々苦しめられることになる。

インコを飼う。
これは個人的には結構なターニングポイントだと思っていて。
いろんなことが重なって抉られてる時期があったのだけど、インコを買うという選択肢をとった。(生き物をそんな気軽な気持ちで飼ってはいけない、というのは重々承知。)
今までだったら、何かと理由をつけて飼わなかったけど、「なんとかしなくちゃ」「変わらなきゃ」っていう想いがそうさせました。行き詰まってる時こそ、普段自分が取らないような選択肢をあえて取るというのが案外うまくいったりするんだなぁと。
一般化すると、やっぱり人間って自分の価値観や自分の視野に基づいて取れる行動なんてかなり狭いんだと思います。その範囲で選択肢の分岐を重ねても、大して道は開かれないんだと。バタフライエフェクトは発生せず、変化のない毎日になる。
他人や環境から影響を受けて視野が広がったりする。
だから、自分の思想や哲学にないこと、価値観や美学・美徳と反することも、本当はやっていく必要があるんだなぁ。破壊と構築、スクラップアンドビルド。

Wii Uを買ってスプラトゥーンを始めた時と似ている感覚です。
ブレークスルー(突破)した感覚と呼んでいます。

基本情報処理試験に受かる。
ちゃんと勉強していたが、最終的には受かるための勉強をしていたのは秘密。

派遣のバイト行ったのもこの時か。
その中で、こういう風に顎で使われたくない!って思ったんだった。なんかよう分からん奴が、ある人にはヘコヘコして、ある人にはオラついていて、尊厳とか扱いもツラミを感じたんだった。人権ないんだね的な。

「バイト君〜!!」って呼ばれるの本当草すら生えなくて。
言い方的には「バイトくぅん〜!」っていうねちっこさ。なんかアイドルの握手会がどうたら、現場がどうとか言っててオラついてた。

そんでカフェのバイトしてた経験から、単純作業を毎日繰り返すのはしんどいなと思った。もうちょっと頭使って何かしら価値を出せるだろう、と思った。

ブレインフォグについてを知ったのとハウスダストによって鼻炎になる。アレルギーを患ってしまった。原因はエアコンとか寝床が悪かった。空気清浄機も買ったな。
そこで同居人が勧めてくれたグルテンカゼインフリーを一緒にやったんです。そうしたら、ちょっと調子はいいかな〜、というのと、体重がモリモリ下がるんです。結構食べているはずやのに、10kg以上減りました。
食事に対する認識が変わった。乳酸菌と腸内環境、アレルギーって大変やなと。

シェアハウス、普通に自分の人生や境遇で考えると良かったなと思います。まぁ同居人の人間力が高かった恩恵ももちろんありますが、人の考えを知れたり、人に頼ったり頼られたりするのって案外悪くないなと。意味のない時間でも、全然面白い時間にもなるし。

あと、社会的地位の精神的影響って割と半端ないなと、つまり無職とか正社員じゃないって結構心にクるものがあることも経験できました。頭ではわかってるんだけども、なんとなく異質な存在であることの苦痛。割り切るとか、腹落ちや納得を超えた何か。
それはマインドフルネスとかでの訓練とか、認知行動療法での介入だとか、カウンセリングとかで緩和は出来るけども、そのままにはしておけないものなんだなぁと感覚的に理解しました。出来る人もいるかもしれないですけど、おそらく少数派かなという感想ですよね。

一年で単位を取りきったけど、働ける自信がなかった。
一年留年して、生きるかどうするかで迷っていた。大学卒業
一年フリーター、とりあえず彼女のために生きようとした。
社会生活復帰に、三年もかけた

そんで結構なんやかんや色々あり、就職が決まり、寮に一人暮らしをすることになりました。そして今に至ります。

まだなんとか働けている。いろいろ工夫しながら、テクニックを使ったり、試行錯誤したり。怠けたり。常に成長は求められるし。
そんな自分は今年でもう31になります。
あ〜健康になりたい!

というわけで、うつ病クロニクルは一旦これにて終了です。
他はアナザーストーリーというか、推敲・編集・校正とかいろいろありますが、コンテンツは充実させていく所存です。

Pocket
LINEで送る

Advertisements

1件のコメント

くろす · 2022年4月19日 12:50 PM

現在大学4年生、適応障害からだんだんと鬱に移行しているきらいのある者です。
これからの人生はもう下り坂しかない、そんな風に考えてしまっていました。
しかし、小東さんの体験談を読み、何故かは分かりませんが、少し元気をいただけました。アナザーストーリー?も楽しみにしています。

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください