【LTやってみた篇】机の上にあると生産性が上がるもの【プレゼン】

と言う内容のLTを社内でしました。丁寧にまとめるのはまた今度の機会に。

いくつか考えたことがあるので聞いてください。

とりあえず内容を簡単にまとめると

 

生産性は物理的環境から影響を受けるよね
→生産性を上げるには、「ストレスフリー」「リラックス」が必要
→どちらももたらすのが「観葉植物」
→「バイオフィリア仮説」「注意回復理論」が根拠
→置いてください!!

でした。

 

参考記事

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そもそもLTをやったきっかけ

社内の取り組みで、毎月ある集まりで誰かしら簡単に発表しよう、というものです。
それで自分の番が回ってきただけです。
でもそもそも、観葉植物は家で飼ってたし、その効果を期待していたわけなので、会社のデスクに置きたかった気持ちはあったんですよ。
テーマは何でもよかったので、それならばやるか、ということです。タイミングを伺ってたわけですね。
なので、「テーマ「観葉植物」で行きます、机に置いていいっすか」でOKをもらえた時点で自分の目的は達成したんですよ。

こんなことさせてくれるのは結構恵まれてると思います。
実際、いろんなひとの前でやったんですけど受けも良かったです。

 

 

 

やってよかったこと・わかったこと

どうやらプレゼンが得意

前々から言われていたのですが、プレゼンが得意かもしれないですね。
お笑い芸人みたい、とも言われます。
まぁ漫才とかお笑いはかなり好きの部類に入りますので、それを真似しているのはあります。
堂々とプレゼン出来て羨ましい、とかも言われます。どうやら熱量が伝わってきたらしいです。
自分ではそんなことはないのですが・・・。

でもなんかそれがわかってよかったですね。

そこで、なんで熱量があったり、堂々とプレゼンが出来ているように見えるのか?
という疑問が湧きました。

「本当にそう思っているから」という納得感が大事なんだろうな、と思いました。

自分がおもしろい、と思ってることは自信もって出来るし、少しくらいニーズがある。
これからも発信していく自信がついたし、確信ももてた。楽しめたし。
どんどんやっていくべきこと。どんどん失敗していこう。

 

 

+αの挑戦は素晴らしい

プレゼンテーションのゴールは「聞き手に、行動してもらう」ことです。
なので「聞き手のデスクに、観葉植物を置いてもらうこと」をゴールに設定しました。

しかし、プレゼンして「じゃあ、自分で買って、会社に持っていって、置いてくださいね!」っていうのはあまりに締りが悪く、無責任だと思いました。押してるくせに。

ですので僕は、実際にダイソーで4つほど買って、持っていきました。

なんでそこまでやんの?とも上司に言われましたが、なんででしょうね。
かなり大事な部分だと思いますので考えました。

まず、こうなったら面白いな、とか妄想してました。
それで自分でも不思議なんですが、やらずにはいられなかった。
実現したい、という思いが強かったです。

実は、結構探しました。
近くに100均がなくて、あっても観葉植物が置いてなくて。
花屋は高かったり、なんか弱ってたり、それっぽい小さいサイズがなかったりしました。

その中、諦めずに行動できたことは、素晴らしかったです。
その根源は、なんなんでしょうね。
面白いことがしたい、というのは簡単ですが、もっと深くまで知りたいですね。
少し違ったLTにしたい、おまけつきのLTだと面白いやん、とか思ったかもしれません。
やるからには+αまでやりたい、とか、突き抜けたい、という気持ちもありました。承認欲求が少しあったかもしれない。

 

 

挑戦の阻害要因と取り除き方

しかし一方で、その挑戦をやめたい気持ちがありました。
誰も引き取ってくれなかったらどうしようとか、変な目で見られたらどうしよう、とか。
いわゆる「リスク」ですね。
漠然とした不安がありました。

「それやって意味あんの?」とか別にやらんでいいやん、頑張らんでええやん、とか。
でもそれって何なんでしょう。何に対して不安になっているのか?

そしてそれをなんで乗り越えられたんでしょうか?そこがまた気づきです。

まず「誰も引き取ってくれなかったらどうしよう」。
自分のプレゼンが全然刺さらず、成果に結びつかなかった場合。
自分が無能だと思われることを恐れることですね。心理的安全とも言いますが。
それは別にいいと思いました。
自分は面白いと思ってたし、引き取ってくれなかったら同期に押しつけたり、自分のコレクションが増えるからいいやと思いました。
刺さらなければその原因を考えればいい、と思いました。

次に「変な目で見られたらどうしよう」。
なんか誤解されて悪い評価を受けたらどうしよう。
これもいいと思いました。
まず「変な目」というのがどんな目なのか?というので曖昧です。
悪い評価を受けた場合、じゃあなんで悪かったのか?というフィードバックをもらいたいと思いました。
一応根拠を自分なりに調査して持って行ったので、論理が甘ければそこの指摘をもらいたいと思いました。

こういう風に可視化したら、もはや対応できるものになりました。
つまり洗い出してしまえば、単純な足し引きの計算になります。

しかし、そこは慎重なワイ。それだけではありません。

自分が見いだせていないリスクがあるのではないか?
漏れがあるんじゃないのか?
未知のリスクがあるのではないか?
そういう不安に駆られました。

 

未知のリスクを背負って行動できること。

こういう風に考えていても、もう何も出てこないことがあります。
ようするに、えいやとジャンプしなければならない、行動するフェイズですね。
実際に意思決定して行動するためにあれやこれやを考えるわけですから、目的を見失っちゃいけません。

そこで大事なのが、勇気を出すことです。
勇気を出すというのは大事なことです。
勇気の出し方ってなんなんでしょうね。

とりあえず何も考えずにやってみることは大事です。
ほかには、成功体験を増やすこととですね。

勇気が出せるのは、未知のリスクをとって行動できる状態だと思うんですよ。
まず、リスクがわかってる状態では勇気がいらないです。

失敗しても、なんとかなるさってなっている状態。
余裕があればリスクを取りやすいですね。

失敗体験を増やすことことですね。
失敗が積み重なりすぎると 、逆に行動できなくなった場合にどうしたらいいのか。
また小さいことから始めればいいんじゃない?
その小さいことを積み重ねれてない。
当たり前だと思ってない?それって、自分のハードルを上げすぎじゃない?他人と比べてない?承認欲求やん。
まぁ仕事ですから。今回の趣旨には関係がない。

 

つまり以上から、挑戦の阻害要因の取り除き方は

・リスクを可視化すること(言語化・数値化で具体的にする)
・未知のリスクを取れる状態にすること

であることがわかりますね。

じゃあ未知のリスクを取れる余裕がない状態では?
リターンがあると考えることがいいのではないでしょうか。
学びの機会がある、失敗という経験が得られる。それが最大リターンだと思うこと、ですね。

 

 

実際にやってみてわかったこと

挑戦する最大のリターンですね。

まず英語は必要です。
ネットってマジで表層的なものが多いんですよ。
やはり論文とか読まないといけない。

それらを調べたことで、バイオフィリアと注意回復理論のコンボに気づけましたし、
リーディングスパンテストをプレゼン内に仕込むことでより説得力が増したと思います。
付加価値として思いつきました。

 

また、「人は動かすことはできない」という世界の原理・大前提の中、プレゼンテーションという手段を使って結果を出すことが出来た、という経験は自分にとっても大きな一歩だと思います。ハードルを下げまくった結果ですが、それでもそこまで行動ができたというのは貴重で尊い行為なので大事にしていきたいです。

実現する力って、生きていくうえで大事だと思うので今後も伸ばしていきたいですね。

 

実際のニーズを聞けた

実際4つ持って行ったけど、どうなったの?っていう話ですが、
嬉しいことに、4つすべて引き取ってもらえました。割合としては10%でしたね。

やってみたい人は多い。(僕が思ってる以上に)潜在ニーズはあると思いました。
やはり、みんな同じエンジニア、生産性上げたいんですね。
こっちから声をかけましたがね。

上が買ってくれたら、人がやってくれたら、みたいなコメントもありました。

「何か物を売られる」と警戒されたこと。
まぁ、所詮社内のLTなんでそれはないんですが・・・(笑)。
入りが強引すぎたかな。狙いがあざとい、というか。ゴールを明確にしてしまった。

でも「いらない」っていう人も多かったです。(数が多いということ)
なんでいらないんだろう、と思い聞いたところ、

・世話をするのがめんどくさい
・枯らすのが嫌

の声がほとんどでした。
やはり枯れてしまうと傷つくというか、惨めな気持ちになる・・・、っていうね。
枯らしてしまった無能な自分、とか生命を自分の都合で終わらせてしまったとかでしょうか。

そこをどないするか。
そのハードルをどう乗り越えるか?どう解決してあげるかが、阻害要因を取り除く鍵ですね。挑戦と同じです。
そこまでをプレゼンでカバーできればいいかなぁと思いました。
この気づきも挑戦のリターンでした。

一応の解決を考えてみました。
世話をするのが楽な品種を提示してあげる。
もしも枯らしてしまった時の対策を創っとく。

枯れたときの対策は、枯れた葉っぱや植物を土にすることです。
それで新しい観葉植物を買って、また育てればいいんです。
すると無限ループが完成します。
輪廻転生ですね。

もし世話が出来なくなれば、どこか森といった自然に返してあげればいいんです。
自分も同じ、自然の一部なのですから。(哲学っぽさでごまかす)

 

 

今後の課題は

発表の後、やっぱり質問が少ない。自分のせいだと思いますね。
あとは、その受け答えが課題です。ちゃんと複勝したりして前提を擦り合わせてこたえたいですね。

さらに今後も提案・プレゼンしていきたいですね。
それで意思決定の助けになったり、環境の変化、価値の創出に繋がれば楽しいんじゃないでしょうか。

あと環境に変化をつけることは大事です。
何かをきっかけに、当たり前のことに気づけるし。
観葉植物置くだけで、ちょろっと変化をつけて、それで好転すればよし。

そんな感じでいいんじゃないでしょうかね。
挑戦は、果実です。そんなことに気づけました。

 

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