【ワイのうつ病クロニクル】小学校高学年

投稿者: yasushi_cohi 投稿日:

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小学校高学年になると、主な出来事としては、

 

そろばんがあまり行きたくなくなる(サボったりする)

塾に通い始める

 

ですね。

 

 

家にケーブルテレビが導入されたのもこの頃でした。カートゥーンネットワークやアニマックスを好んで見てました。

デクスターズラボとか、ジョニーブラボーとか、懐かしいですね。

あとWWF(今のでいうWWE、アメリカのプロレス)にも兄と劇ハマりしていました。
ザ・ロックとか、ストーンコールドスティーブオースチンとか、カートアングルとか、アンダーテイカーのバッドアス時代で、本当に面白かったです。

 

また、この頃からシャーマンキングにはまり、漫画(絵)を描く事を覚えます。

主に兄の影響ですね。兄は絵や漫画が上手い方で、よく絵を描くのを真似ていました。

 

ソフトボールも毎週土曜日やっていました。あまり上手くなりませんでしたが。

基本的に運動することは好きだったので、毎朝早く学校に行き、ドッジボールに勤しんでいました。

そろばんはそろそろ飽きてきて、と言う感じですね。小学校の成績は中ぐらいで、まぁ普通みたいなもんでした。

 

 

大きな環境の変化は、塾に通い始めた事ですね。
その塾というのが、またかなりのスパルタで、成績を上げることに本気の塾でした。

宿題をやってこないと怒られ、毎週のテストの点数が悪いと怒られます。
授業のスピードも速く、やってることが少し高度でした。

怒られるのが嫌なので必死に勉強していました。

今となっては、先生の指導は本気で、また授業もかなりわかりやすく、工夫されていたものだと思います。
お金もそこそこ高かったとあとでわかりました。

しかしそんなことは子供の自分には関係ありませんでした。
正直、嫌で嫌でたまらなくて、親に辞めたいと何度も懇願しましたが、却下されました。

代替案として、せめてこどもチャレンジに変えてくれと懇願しましたが却下されました。影響されやすい僕にとってはその判断だけは正しかったと思います。

 

夏休みや冬休みといった長期の休みでも講習会は毎日のようにあり、毎日宿題に追われる毎日でした。

 

この頃から、頭痛がするようになりました。

塾の前日とか、宿題が嫌すぎて頭痛がしてたと思います。

 

はい、完全なる兆候ですね。

この前から少しずつありましたが、この時期はひどかったですね。

わりと鍵っ子で孤独だったというのも一因だったと思います。

 

 

しかし、一方で、勉強は嫌々とは言えしてたので、学校の成績はそこそこ上がるようになりました。

 

その他にも、好きな子ができて意識するようになってたけど、いつのまにかみんなの前で告白するとかやりましたね。

ほんとめちゃくちゃだったと思います。

 

 

 

ただ一つ、勉強を生きがいにする出来事があります。
この体験がのちの原体験となります。

まず、塾でのことです。

長期休みのいつかの講習で、一次方程式の文章題を小学生ながらにやることになりました。

当時の僕にとってはかなり難しく、さっぱりわかりませんでした。例えば、食塩水の濃度の問題とかですね。今では知りたいことを仮にxと置けばいいというようにわかりますが、何をどうしたらいいのか、さっぱりわかりませんでした。

 

そこで僕は母に聞くことにしました。

がしかし、母の言ってることが全くわからなかったのです。てゆーか、母は解けるけど人に教えることはできなかったのだと思います。一番無理だったのは、x(エックス)のことをエッキスって言ってたことでした。エッキスってなんやねん。

このことで、決定的な亀裂・不信感を抱き始めたと思います。
あんなに塾を辞めるな・行け行けと言いつつ自分は出来ないのか、という子供ながらの不信感ですね。ここではちょっとした亀裂でしたが、後々埋められないくらいの深い溝になっていきます。

 

 

僕は全く手も足も出ないので、早めに塾に行き、数学の講師に質問をすることにしました。当時自分にとって塾の先生は、少し怖い存在でした。授業では厳しいし、スピードも早いしやることも高度でした。そんな先生だったため、ちゃんと自分で考えたのか、こんな簡単なこともわからないのか、解けるまで考える努力をしてないんじゃないか?と怒られるのではないか、とさえ思っていました。

しかし、そんな心配は無用でした。
優しく紳士にヒントを教えてくれました。完全に答えを教えるのではなく、解き方や考え方を与えてくれて、あとは自分で頑張りな、わからなかったらまた来なさい、という態度だったと思います。

自分で解いてみて、わからなければ質問に行く。
そんなことを1週間、毎日毎日繰り返したと思います。

それで自分はだんだんやり方を掴み、解けるようになりました。

そして迎えた数学のテストの日、僕は上級のクラスで最高得点を取りました。数学がかなりできる(のちに理数科に進むほど)同級生よりも高い点数でした。まぁでもその子は自力で高得点をとってたのでポテンシャルは半端なかったんですね。

 

そこで高得点をとった僕を先生は褒めてくれました。
毎日毎日、質問しにきた。それが良かったと。

僕は、この経験で完全に自信をつけ、勉強を進んで努力するようになりました。
わからなければ質問する、という習慣や態度はここでついたんじゃないか、と思います。だって、まぁ、わからないから仕方ないよね、みたいな。

 

同時にそれは、僕の心は勉強によって支えられ、家族から離れていくということになるのですが、それはまたこれからの話。

いわゆる、終わりの始まりだったということを言っておきます。

 

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ワイのうつ病クロニクル 目次まとめ | ひとりで考えるのは疲れた · 2020年2月2日 4:09 PM

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