「置かれた場所で咲きなさい」とは言うけれど、植物だって環境が悪ければ枯れる
人間も同じ。動物。
観葉植物を飼っていて思うのですが、「よくぐんぐん成長するな」と。
でもこれって育て方があるわけです。違うことをすると、枯れます。
ただただ枯れます。
人間は脳とかがあるせいで選択肢が増えて、その環境でも生存は可能だけど、最適かは違う。
土が悪ければ枯れるし、気候が合わなければ枯れるし、環境が合わなければ枯れるし、水が無ければ枯れる。
どんなに頑張ったって、ね。
観葉植物をみてそういうことを考えました。
だって植物にとって生存はまさしく文字通り死活問題で、生命の問題で、適応の失敗は、枯れること=死です。
そんな植物が、全身全霊をかけて、必死で生きようとしてるのにも関わらず、
環境によって枯れるのです。
人間なんて、言わずもがな。
置かれた場所で咲きなさい
これに違和感を覚えます。
これはどういう言葉なのか?てゆーか本ですね。
本書ではうまく柔軟に対応せよ、ということですね。
自分の出来ることと環境をうまく適合させて生きなさいって感じですか。
変えられないことは変えようとするのは、意味のないことです。人を変えたり、自分の影響が少ない環境の構造そのものを変化させようとすることです。
そこには同意です。
変えられるもの、変えられないものを見極めてフォーカスしていく。
例えば自分の行動やマインドとかですね。
しかし、僕の経験だとこれはあまり良くない生存戦略だと言えます。
解釈を間違えてしまい、悪い環境でも我慢して咲こうと努力すると、残念ながら状況は悪化するばかりです。
いくら事態の好転を願ったとしても、その望みは虚しく、変わらないことの方が多いです。
だって自分以外が変わるには、その人たちが変わる決断と行動をしなければならないからです。これは莫大なお金が発生するくらい困難しいことです。それが出来るなら、起業なりサービス作るなりして、一生食っていけることが出来るでしょう。
我慢がよくありません。
ストレスの元になります。
それに対して対処しないといけません。
長期的なストレスや疲れは、思考や行動、創造力、生きる力、自己実現力を奪います。
ストレッサーそのものを無くすか、ストレスの受け具合を軽減するか、溜まってしまってものを対処しないといけない。
ストレッサーの原因
環境から逃げることも非常に大事です。
日本人は、苦手なことを克服したり、逆境から立ち上がって見せたというストーリーに美徳を見出しますが、あくまで美徳です。美学です。一円たりとも払ってくれません。
それはもはや逃亡者や裏切り者や負け犬でもなく、勇気ある撤退者です。
生存戦略を取った軍師兼戦士です。
大将です、軍神です。
人間は植物と違い、1つの場所に根を張る必要がありません。移動ができます。
必ず世界はあります。よっぽどの人でも必ずあります、残念ながら。
環境に適しているかどうかを知るためには?
セルフモニタリング能力を高める
自分知る
自己分析ですね。就活の時にやるべきことです。これってめちゃくちゃ大事なことだなぁと思います。
絶対内定とか、最強の人生戦略
自分史
今のトレンドではメモの魔力でしょうか
他にも16personalとストレングスファインダーですね。
ストレングスファインダーに関しては、また今度記事にします。人生の指針や戦略を考える際にめちゃくちゃ自分の役に立ってますので。
価値観や文化が環境に合っていると、非常に生きやすいです。成果も出しやすい。評価にもつながる。
その生きやすさは、幸せにつながります。
だって余裕ができて、創造性あふれる思考と行動を繰り返して、価値を出して、貢献して、意義を見出して、自己実現して、人に優しくなれるからです。
例えば、それが会社だとどうでしょうか。
もっと広げて学校だと?小中高大だと?
部活だと?
サークルだと?
友達グループだと?
所属コミュニティだと?
家族だと?
どうなるでしょうか。
環境のせいにするな、などは意味ありません。
美徳など捨てて、咲きやすい環境で目一杯咲きましょう。
楽をしましょう。
しかし、それが狡いなどと思う美徳も捨ててしまいましょう。
それは努力です、工夫です、ライフハックです。
人生の管理者はあなたなのですから、あなたのパフォーマンスを最大限に発揮できるようにするのがあなたの役割なのです。
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